SEAnews 2002-06-06 ArtNo.28982

【ニューデリー】昨年初9ヶ月(2001-4-12)には電子製品と石油製品の輸出が、宝飾品／繊維等の伝統産品を凌ぐ好調なパフォーマンスを示した。しかし絶対額及び輸出総額に占めるシェアでは、依然として後者が前者を凌ぎ最大部分を占めた。
エコノミック・タイムズが6月4日、商工省の統計を引用し報じたところによると、電子製品輸出は昨年初9ヶ月間にルピー・ベースで25％以上の成長を見た。先進国経済に生じたリセッションは、米国／欧州連合(EU)／日本等の伝統的パートナーに対する輸出貿易に深刻な影響を及ぼした。それとは対照的に南アジア、東南アジア、取り分けマレーシア／中国／バングラデシュ向け輸出が目覚ましい成長を見た。
石油製品輸出は昨年初9ヶ月に20％、プラスチック／リノリウム製品は同13％、機械・工具は11％の成長を遂げた。しかし昨年初9ヶ月の宝飾品輸出は－3.51％、既成衣料や人造繊維輸出は－18％の落ち込みを見た。