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2002-05-31 ArtNo.28930
◆多国籍CTVメーカー、ローエンド市場開拓に注力
【ムンバイ】カラー・テレビジョン(CTV)市場の主要多国籍ブランドは今年初めから“トップ・ダウン・マーケッティング”アプローチを採用、ボリューム販売の拡大を図っている。
エコノミック・タイムズが5月30日報じたところによると、 LG、Samsung、Sony等のメーカーは、全ての製品カテゴリーに幅広いモデルを投入、2万クローのCTV市場の全面的な開拓を図っている。
これまでBPL、Onida、Videocon等の地元プレーヤーは中価格帯及びマス・セグメントを支配、最大限のボリューム販売を実現して来た。Onidaは今年初にIGOブランドのCTVを投入、ローエンド市場におけるボリューム販売に一層本腰を入れている。この他、Sansuiもマスエンド市場の大きなシェアを占めて来た。
しかし、今やLGやSamsungも、これまで一度も足を踏み入れなかった14インチ及び20インチのマス・カテゴリーに進出、地元プレーヤーのシェア切り崩しを図っている。
LGのPradeep Tognata副社長(セールス&マーケッティング)は、「トップ・エンドのマーケットが成長しないなら、ボトムを開拓するまで」と語った。同氏によると、LGは今年1-4月の間に30万台のCTVを販売したが、14インチ/20インチ/21インチのCineplusモデルが全体の30%を占めたと言う。
最早従来型モデルは発売しない方針のソニーも、フラットTV市場にエコノミー・モデルを投入、ボリューム販売の拡大を図っている。現在29インチのSony Vega Flatの価格は約6万ルピーだが、21インチ・バージョンは1万6000ルピー前後で販売している。
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