2002-05-31 ArtNo.28926
◆米国チップ会社、バンガロールに設計・開発センター設置計画
【バンガロール】線形(linear)及び混合(mixed-signal)集積回路(IC)の設計・開発を手がけるカリフォルニア州Sunnyvale拠点のMaxim Integrated Products Inc(MIPI)は、カルナタカ州Bangaloreにチップ・デザイン・センターを設けることを検討している。
デカン・ヘラルドが5月29日報じたところによると、MIPIは、最近米国を訪問したカルナタカ州の投資誘致団に以上の意向を表明した。消息筋によると、MIPIはシンガポール/マレーシア/中国/インドの何れかに拠点を設けることを検討しているが、情報技術(IT)産業が発達し、技術人材も豊富なバンガロールに最大の関心を寄せている。
この他、バイオメディカル・リサーチ関連遺伝子情報の収集・分析技術の設計・開発を手がけるカリフォルニア州Santa Clara拠点のAffymetrixもバンガロールにバイオテック施設を設けることを検討している。
India Business Interest代表団に加わり、米国とオーストラリアを訪問したカルナタカ州チームは、サンフランシスコ/シリコン・バリー/デンバー/クイーンズランドで、米国・豪州の企業や海外在住インド人ビジネスマンと会談した。取り分け米国企業の反応は良好で、食品加工、包装、IT、バイオテクノロジー、フランチャイズ、リサーチ、ヘルスケア領域の大手企業が同州への進出に関心を表明したと言う。
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