2002-05-30 ArtNo.28912
◆Akzo Nobel Car Refinishes、研究開発センター開設
【バンガロール】オランダ拠点のAkzo Nobel Car Refinishes(ANCR)はカルナタカ州Bangaloreに12クロー(US$245万)を投じて研究開発(R&D)センターを開設した。
デカン・ヘラルドとビジネス・スタンダードが5月28日、ANCRのCor de Grauw重役(CEO)及びVinay Mathurアジア太平洋地域主任の言を引用し報じたところによると、新センターは、国内・国外市場向け自動車用塗料やその製法の開発を手がける。同社はインド以外にオランダと米国にR&Dセンターを設けている。目下、インドのポリウレタン塗料市場は100クロー(US$2043万)前後と見積もられるが、輸入品に大きく依存している。
センターは新製品や製法の研究の他、インドで調達可能な原料の調査と確認作業を手がけ、インドにおける将来の製造事業の可能性を探る。
ANCRはこれまでにハイエンドなSikkensとLesonalブランドをインド市場に紹介したが、ローエンドの第3のブランドを紹介する可能性も探っている。
ANCRのインドにおける営業額は68クロー(US$1389万)で、自動車用塗料市場の11%のシェアを占めている。Akzo Nobelの製薬/ヘルスケア等、その他のビジネスの売り上げは246クロー(US$5026万)に達すると言う。
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