2002-05-30 ArtNo.28911
◆アッサム事業の遅れはRILの態度が原因:ONGC会長
【ディブルガル】Reliance Industries Limited (RIL)の煮え切らぬ態度がアッサム州Dibrugarh県におけるガス・クラッカー・プロジェクトの着工を遅延させている。
エコノミック・タイムズとビジネス・スタンダードが5月26/28日伝えたところによるとOil and Natural Gas Corporation (ONGC)のSubir Raha会長兼MDは先週土曜PTI通信に以上の消息を語った。それによると、RILは様々な商業的案件に関してONGCが受け入れ難い条件を提示、執拗なバーゲンを試みている。このためOil India Limited (OIL)との覚書が取り交わされた後も、プロジェクトに着工できない状況が続いている。
ナンガランドにおけるONGCの事業計画にナガランド民族社会主義評議会(NSCN:National Socialist Council of Nagaland)方面からの圧力はないかとの質問にRaha会長は「当初そうしたことも有ったが、ナガランド政府はONGCが1994年に停止した同州における営業を再開するよう望んでいる」、「地元の願望はどこの州にも存在し、誰もそれを否定することはできない」、「ONGCは社会開発と地元青年への就業機会提供を重視している」等と語った。
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