2002-05-30 ArtNo.28910
◆石油省、ボンガイガオン/ヌマリガル製油所とOILの合併検討
【ニューデリー】石油天然ガス省は、アッサム州ベースのBongaigaon Refinery and Petrochemicals Ltd(BRPL)及びNumaligarh Refinery Ltd.(NRL)をOil India Ltd(OIL)と合併し、北東地区をベースにした総合的石油会社を組織すると言う構想に検討を加えている。
エコノミック・タイムズが5月27日伝えたところによると、OILは同地区における原油生産者として、これらの製油所に原油を供給している。一方、最近政府から石油製品のマーケッティングを認められたNRLは、合併後の事業のマーケッティングを引き受けることができる。このため合併後の事業体は石油製品の探査/精製/マーケティングに関与することになる。
BRPLはIndian Oil Corporation(IOC)の子会社で、NRLにはBharat Petroleum Corporation Ltd(BPCL)が約42%出資、OILにはインド政府が100%出資している。消息筋によると、IOCとBPCLは合併後の事業体のシェアを維持、また3社の合併に際しては現金の授受が一切行われないようアレンジされる。3社は何れも比較的小規模経営のため、合併後に経営管理権を巡る問題が生じる恐れもない。石油天然ガス省は数ヵ月以内に最終方針を下す見通しだ。
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