1995-08-25 ArtNo.2890
◆<星>松下電子、国家科学技術局の支援下にR&D促進
【シンガポール】マツシタ・エレクトロニクス・シンガポール(MES)は国家科学技術局(NSTB)の企業研究奨励計画(RISC)の下、向こう5年間にBedok工場におけるCDラジカセ、ミニコンポ、ハイファイ・システムの他、将来のオーディオ製品の研究開発(R&D)に3600万Sドルを投資する。
MESが23日、NSTBと共同で催した記者会見の席上明らかにしたところによれば、R&D活動はシグナル・プロセッシング及びCD関連技術、デジタル技術、ソフトウェアー技術の開発を重点に進められ、これにより同社R&D部門はマツシタ・エレクトリック・オーディオ・グループのR&Dエンジニアリング・センターとなる。また目下120人のR&Dスタッフは今後5年間に40人ほど増員される。同社は当地における過去5年間の累積投資額を明らかにしていないが、その額は1億6000万Sドルにのぼるものと見られる。(ST,LZ:8/24)
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