【ムンバイ】ホンダ・アクティバ(Activa)のインドにおける製造・販売を手がけるHonda Motorcycle & Scooters India (HMSI)の2002年4月のスクーター販売台数は9768台と、LMLの7664台、Kinetic Motor Companyの7083台を追い越し、スクーター販売ナンバー・ツーに浮上した。
ビジネス・スタンダードが5月24日報じたところによれば、2001年7月にアクティバを発売、インド・スクーター市場に参入したHMSIは、これまでに合計6万4000台のアクティバを販売、初年度の販売目標4万5000台をクリアした。
インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)発表のデータによれば、マーケット・リーダー、Bajaj Auto Ltd(BAL)のスクーター販売台数は、2万8504台に下降した。BALは昨年同月にはマニュアル変速スクーター4万3000台、自動変速スクーター約3700台を販売していた。
スクーター販売はほとんど過去2年にわたり下降線の一途を辿っている。しかし業界観測筋は、コスト・ダウンやメンテナンス・フリーの性能、さらには各種の新フィーチャーを備えた新製品の登場により今年はこうした傾向に変化が生じるものと予想している。
モーターサイクルとステップスルーの4月の販売台数は28万6000台と、昨年同月の18万8000台を51.6%上回った。内75-125ccセグメントが25万4000台と、全体の88%を占めた。125-250ccセグメントの販売台数は2万4369台、250ccを越えるセグメントについては、Royal Enfield Motorが唯一のプレーヤーで、2000台が販売された。