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2002-05-28 ArtNo.28896
◆海綿鉄価格、34%アップ
【ムンバイ】海綿鉄の国内価格はトン当たり6200ルピー(US$126.68)と、1600ルピー(34.78%)ほどアップしたが、こうした値上がりが長期的なものか、一時的ものか、業界の意見は分かれている。
ビジネス・スタンダードが5月25日報じたところによると、インド国内には海綿鉄製造業者が74社ほど存在し、大手業者としてはIspat Industries Ltd(IIL)、Tata Steel、Grasim Industriesが挙げられる。
マハラシュトラ州Dolviに年産120万トンの海綿鉄工場を有するIILのBarin Das副社長(マーケッティング担当)によると、こうした価格水準が維持されるなら同社は今会計年度末には160クロー(US$3269万)を手にすることになるが、長続きしない可能性がある。海綿鉄と共に鉄鋼の製造原料に用いられるスクラップの輸入量が2倍に拡大しており、それに反して鉄鋼の製錬キャパシティーは実際のところ縮小している。こうした状況は海綿鉄価格に大きな影響を及ぼすと言う。
しかしGrasim IndustriesのD D Rathi重役(CEO)は、「海綿鉄価格の上昇は、基本的に鉄鋼産業の復調を反映している」と楽観的見通しを示した。しかし例年5月、6月には値上がりが生じており、季節的要因も影響していると言う。Grasim Industriesは年間90万トンの海綿鉄を製造する能力を有する。
この他、タタ・グループのTata Sponge Ironは年間24万トンの海綿鉄製造能力を有し、東部や北東部拠点の二次鉄鋼製造業者や一次業者にその製品を供給している。
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