2002-05-24 ArtNo.28883
◆鋼管会社PSL、Kandla3工場のフル稼働準備
【ムンバイ】マハラシュトラ州Mumbai拠点の鋼管メーカー、PSL Holdingsは最近運転を開始したばかりのグジャラート州Kandlaの3工場をフル稼働させ、15%の消費税免除のメリットを最大限に汲み取る計画だ。
ビジネス・スタンダードが5月24日、PSLのAshok Punj重役(MD)の言として報じたところによると、年産各7万5000トンの3プラントは今年初に稼働、これによりPSLは国内の主要な鋼管メーカーになった。これらのプラントはグジャラート州の震災後に建設されたため、消費税が免除されている。
PSLは現在グジャラート州Daman、同州Kandla、タミールナド州Chennaiに各年産7万5000トンの7工場を擁し、何れの工場でも溶接スパイラル・パイプを製造している。石油や水を輸送するパイプの製造の他、コールタール・エナメル塗装/内部エポキシ樹脂塗装、三層ポリエチレン塗装等、鋼管の表面処理業務も手がけるPSLは、2001年9月期年度に営業額460クロー(US$9399万)、利益24.17クロー(US$494万)を計上した。目下500クロー(US$1.02億)の手持ち契約を有し、今会計年度は750クロー(US$1.53億)、2004年は1000クロー(US$2.04億)の売り上げを見込んでいる。Punj氏によると、インドの鋼管メーカーは、ニッチ・プレーヤーのため国際鉄鋼産業のダウンターンから多少に関わらず隔離されていると言う。
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