1995-08-25 ArtNo.2888
◆<星>エンダン女史、ブギス・ジャンクションの最大株主に
【シンガポール】インドネシアの女性実業家エンダン・ウタリ・モコドンピ女史(48)は香港実業家リー・カーシン氏の子息リチャード・リー氏が経営するパシフィック・センチュリー・リージョナル・デベロプメント(PCRD)からブギス・ジャンクションの19.89%の権益を破格の安値1億2800万Sドルで買い足し、その持ち株を39%に引き上げた。
イブヌ・ストウ国営石油会社元会長の令嬢で、バンク・パシフィック・オブ・インドネシアの会長も務めるエンダン女史はこれにより、ブギス・ジャンクション事業の最大株主に浮上した。他の株主にはストレーツ・スチームシップ・ランド(31%)、ピデムコ・ランド(20%)、西友(10%)が名を連ねている。今回の取引価格からブギス・ジャンクションの資産価値を逆算すると6億4350万Sドルとなり、9億Sドルの開発コストを遥かに下回る。(ST,BT,LZ:8/24)
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