2002-05-23 ArtNo.28879
◆Ind-Swift、規制市場の開拓/海外製剤事業に本腰
【ムンバイ】Ind-Swift Laboratories (ISLL)は、規制市場(regulated markets)の開拓に本腰を入れるとともに、海外における製剤事業を目指し、新薬物送達システム(NDDS:new drug delivery systems)に基づく2種類の製品の特許申請を行った。
ビジネス・スタンダードが5月21日、ISLLのボンベイ証取に対する報告を引用し報じたところによると、特許申請は抗ヒスタミン剤と抗感染剤に関わるもので、ISLLはこれらの分子種(molecules)に関わる研究を今後も続ける。これらの研究が完成した段階で新製品を国際市場に投入する。関係特許権は2004-05年までに取得できる見通しだ。Ind-Swift Ltd (ISL)の権益も保持するISLLは、新分子種をベースにした製剤事業を手がける新ユニットを既に設けている。
マクロライド系抗生物質の製造工程開発のパイオニアとして知られるISLLはRanbaxy、Lupin、Cadila等の地元大手製薬会社を主要顧客にしている。海外市場に関してはこれまでに38カ国以上にその製品を輸出、輸出売り上げは1999-2000年度営業額の60%近くを占めた。
ISLLは、急成長する治療薬領域、取り分け生活習慣病(life style disease:食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が、発病、進行に関与する疾患群/広義の成人病)関連の低コスト薬品に照準を合わせている。
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