【ムンバイ】昨年(2001-02)の小型乗用車Indicaの成功に励まされ、Tata Engineering and Locomotive Company Ltd(Telco)は今年通年の乗用車販売目標を9万台に上方修正した。
ビジネス・スタンダードが5月18日報じたところによると、今年の販売目標9万台の内訳は、Indicaが8万台で、残りはIndicaをベースに設計された中型3ボックス・セダンと予想されている。同セダンは今年9月前後に発売される予定だ。
昨年下半期には月間平均6500台のIndicaが販売されたことから、今年通年の販売量はさらに拡大するものと期待されている。Telcoはまた月間1200~1500台のセダンを販売、Cセグメント(50万-100万ルピー=US$1万-2万価格帯の乗用車カテゴリー)の20%のシェアを占めることを目指している。
しかしアナリストらは、HyundaiとFordも年間1万5000~1万8000台のAccent及びIkonをインド国内で販売したに過ぎないことから、Telcoのセダン販売目標はかなり野心的なものと評している。