2002-05-20 ArtNo.28847
◆Amtrex Hitachi、今年のエアコン売り上げUS$8千万予想
【チェンナイ】グジャラート州Ahmedabad拠点のLalbhaiグループと日立の合弁に成るAmtrex Hitachi Appliances Ltd(AHAL)は、今年新たに14のエアコン・モデルを投入、年商400クロー(US$8173万)を目指す。
ビジネス・スタンダードが5月17日伝えたところによると、インド・エアコン市場のナンバー・ツー・プレーヤー、AHALのNaishadh Parikh重役(MD)は同紙に以上の目標を語った。それによると、同社の製品価格は何れのカテゴリーにおいてもマーケット・リーダー、LGのそれを上回るが、顧客は同社製品が保持する新技術に多少多めに支払うことを認めるものと見られ、同社は今年通年で11万ユニット以上の販売達成に自信を抱いている。
AHALの市場シェアは2000年の11%から2001年の14%に拡大した。2001年は夏の気温が上がらず、エアコンの売り上げも低迷したが、今年は25%の成長が見込め、同社は業界最大の成長率実現を目指している。
最近発売した“Logicool I”レーンジのルーム・エアコンに対する良好な需要が見込める他、低い電力消費と大規模なオフィスにも据え付け可能な柔軟性がセールス・ポイントのスプリット・エアコン“Microcool”は、オープン・ワーキング・スペースでは35%のコスト削減が望める。
AHALは法人向けと家庭向け売り上げが50:50の比率になるものと見ており、今年は広告費も昨年の15クローから20クロー(US$409万)に増額、LG、Daikin、Carrier等との競争に備えていると言う。
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