【ハイデラバード】地場製薬大手Dr Reddy's Laboratories(DRL)は抗癌物質(anti-cancer compound)“DRF-1042”の第1次臨床試験が完了したと発表した。
ビジネス・スタンダードとインディアン・エクスプレスが5月14日報じたところによると、DRF-1042は、逆転写酵素トポイソメラーゼI(topoisomerase-I)による抗癌活性を示す新経口活性カンプトセシン誘導体(orally active camptothecin analogue)で、2000年10月以来酵素医療科学研究所(NIMS:Nizam's Institute of Medical Sciences)により癌患者25人を対象に臨床試験が行われて来た。
一方、DRLはインド薬品監督総監(DCGI:Drug Controller General of India)から別の抗癌物質“DRF-1644”の臨床試験を手がけることを認められた。DRLはこの他、第3の抗癌物質“RDF-3188”の臨床試験以前の検査を進めている。