2002-05-14 ArtNo.28815
◆BAL、今年はバイク新モデル2種、変形バージョン2種発売
【ムンバイ】Bajaj Auto Ltd(BAL)は、今会計年度(2002-03)中に川崎との提携を通じた1モデルを含むモーターサイクル2モデルを発売するとともに、合計154万8000台の二輪車及び三輪車の販売を目指す。
ビジネス・スタンダードが5月13日、BALLのRajiv Bajaj社長の談話を引用し伝えたところによると、今会計年度末に125-130CCの新モデルを発売する方針で、BALLは主に国内販売に力を入れ、川崎は国際市場の開拓を担当する。
BALLはまたBoxerを含む既存モーターサイクルの変形モデル2種類と貨物輸送用ディーゼル三輪車1モデルを発売する。今年通年のモーターサイクル販売台数は90万台に達する見通しだ。
一方、Sanjiv Bajaj副社長が同日インディアン・エクスプレスに語ったところによれば、BALは、スクーター販売の再興を目指し、中年層をターゲットにしたマニュアル変速スクーター新モデルの開発に取り組んでいる。同モデルは2年内に市場に投入され、価格は4万ルピー台に設定される。
BALは昨年第4四半期に4ストローク・バージョンのChetakおよびLegend NXT 2スクーターを発売した。これらのモデルはスクーターのボリューム販売に貢献する見通しだ。とは言え、スクーター販売が向こう数ヶ月間に増勢に転じる可能性はなく、スクーター販売のマイナス成長は今年も続く見通しと言う。
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