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2002-05-14 ArtNo.28812
◆SAIL、4月の鉄鋼製品販売61%アップ
【コルカタ】Steel Authority of India Ltd(SAIL)の中央マーケッティング事業部(CMO:central marketing organisation)は、今年4月に54万6000トンのスチールを販売、前年同月の34万トンに比べ60.6%の成長を達成した。
インディアン・エクスプレスが5月13日報じたところによれば、SAILは2002年4月1日にトン当たり700~1200ルピーの値上げを行ったにも関わらず売り上げの急増を見た。SAILは鋼板製品のリベートも縮小している。
今年4月の鋼板の販売量は32万トンと、前年同月の2倍以上に拡大した。消息筋によるとこうしたトレンドは、SAILの売り上げ増加に寄与するだけでなく、BokaroおよびRourkelaの鋼板製造施設の稼働率アップにつながる。BhilaiとDurgapurの条鋼製造施設の稼働率もほぼ100%に達している。加えて製品在庫は低レベルに保たれている。丸棒(rounds)、線材(wire rods)、建築用鋼材(structural)、鉄道用鋼材等の条鋼の販売量は22万トンをマーク、昨年同月の17万トンに比べ27%増加した。
Bhilai工場のIndian Railwaysに対するレール納入量は昨年同月の1万7770トンから5万249トンに拡大した。SAILは2002-03年分としてRailwaysに対する56万8000トンのレール納入契約を既に確保している。Bhilai Steel Plant(BSP)の78メートル・レール製造施設は2003年末までに完工する予定だ。Railwaysが鉄道軌道のアップグレードを加速する方針を明らかにしたことから、今後レール需要は30~35%増加するものと予想されている。このためBSPはレール工場や鉄鋼製造施設の近代化にこれまでに既に220クロー(US$4495万)を投資したと言う。
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