2002-05-14 ArtNo.28808
◆政府、National Fertilisersの持ち分売却も準備
【ニューデリー】インド政府は、National Fertilisers Ltd(NFL)の51%の持ち分売却も目指しており、遠からず入札が募集されるものと見られる。
ビジネス・スタンダードが5月13日伝えたところによると、政府持分処分省(disinvestment ministry)は、経済問題閣僚委員会(CCEA:Cabinet Committee on Economic Affairs)が、閣僚グループ(GOM:Group of Ministers)の提案を承認するのを待っている。GOMは、第7次/第8次肥料価格制度下の築後10年以上の尿素工場に対する5%のヴィンテージ補助(vintage allowance)を段階的に撤廃するよう提案した。
CCEAが肥料価格制度の撤廃を承認後、政府持分処分閣僚委員会(CCD:Cabinet committee on disinvestment)はNFL問題を取り上げる見通しだ。CCDは今月中に同問題に関する協議を重ねるものと見られ、価格入札も間もなく行われる見通しだ。
国内の企業の中では、Zuari Agro、Indo Gulf、Chambal Fertiliser Ltd、Oswalグループが、NFL、Rashtriya Chemicals and Fertilisers Ltd (RCF)、Fertilisers and Chemicals Travancore Ltd (FACT)の政府持ち分に関心を表明していると言う。
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