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2002-05-14 ArtNo.28806
◆グジャラート・ガス、リライアンス等と長期ガス供給交渉
【ムンバイ】British Gasがプロモーターを務めるGujarat Gas Company Ltd (GGCL)は、Reliance Industries Ltd(RIL)/National Thermal Power Corporation (NTPC)/Krishak Bharti Cooperative(Kribhco)と、Cairn EnergyがLakshmiガス鉱区から採取したガスの長期供給交渉を進めている。
インディアン・エクスプレスが5月13日伝えたところによると、GGCLのRobert Thomas重役(MD)はこのほど同紙に以上の消息を語った。それによると、これら3社は何れもグジャラート州をベースにしており、各100万CMD以上の天然ガスを買い取る潜在性を備えている。交渉はかなり進んでおり、1、2ヶ月中に結論が出る見通しだ。しかしGGCLは未だにEssar Powerに対する100万CMDのガス供給に関わる覚書に調印していない。
GGCLはCairnと、2002年7月1日からグジャラート州Cambay湾に位置するLakshmi鉱区で採取された170万CMDのガスのマーケッティングを引き受ける5年間の独占契約を結んだ。GGCLはこれまでに270万CMDの輸送契約を結んでおり、Cairn Energy以外のサプライヤーからガスを入手することも計画している。
上記4社は何れもグジャラート州の工業タウンHazira付近に位置しており、GGCLはSurat-Bharuch-Ankleshwarベルト地区の高いガス需要を梃子に販路拡大を目指している。総延長1400キロのパイプライン網を通じ、約1000万CMDのガスを輸送する能力を有するGGCLは、グジャラート州全土にわたるガス輸送ビジネスの展開を図っており、ガス輸送を同社の重点ビジネスにする方針だ。
GGCLは2002年12月期年度のガス輸送量が前年の350万CMDから700万CMDに倍増、ガス輸送ビジネスが今会計年度収入の25%を占めるものと予想している。同社は現在Gujarat Powergen Energy Corporation LtdとGujarat Narmada Fertilisers Corporation Ltdに200万CMDのガスを供給している。
Thomas重役によると、GGCLはガス輸送網に対する投資計画を立案しており、グジャラート州政府が石油・ガス価格統制解除後の新システムを施行後、投資を実行に移す計画だ。天然ガスの価格統制は今年内に解除され、それと同時に新規則が導入される。しかし新監督当局が輸送システムのガイドラインを発表するまでは、投資計画の最終方針を決定することはできない。
最近のガス供給の逼迫でGGCLの売り上げは圧迫されたが、サード・パーティー輸送業務からの収入が、減収を部分的に補った。ガス供給の不足は、Gandhar鉱区のガス埋蔵量の減少からGas Authority of India Limited (Gail)がGGCLへの割り当てを40%カットしたためと言う。
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