SEAnews 2002-05-09 ArtNo.28785

【ニューデリー】Satish Kaura氏に率いられるSamtelグループは、より効率的経営を実現する狙いからブラウン管製造ビジネスの再編を計画している。
ビジネス・スタンダードが5月7日SamtelのSatish Kaura会長の言を引用し報じたところによると、ブラウン管の製造を手掛けるSamtel Colorは、再編計画の第一歩として、姉妹会社のSamtel Indiaからデフレクション・ヨーク製造業務を買収する。Samtel Indiaはヒマチャルプラデシュ州Parwanuに設けた工場でデフレクション・ヨークを製造しており、その年間売上は40～50クロー(US$817万-1022万)。ちなみにSamtel Colorの年商は700クロー(US$1.43億)、Samtel Indiaのそれは180クロー(US$3678万)。デフレクション・ヨーク・ビジネスの買収は2ヶ月以内に完了する。
Samtel Indiaが製造したデフレクション・ヨークの大部分はSamtel Colorが使用しているため、買収によりビジネスの一層の統合化が図られ、コストも削減されると言う。
専門委員会を設け、再編計画の立案作業を進めるSamtel Colorは、Enam Consultantsを再編計画の顧問に指名するとともに、Raiji & Companyにビジネスの評価を委ねた。