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2002-05-09 ArtNo.28781
◆インド・ガルフ、Ausmeltを銅製錬拡張計画の技術協力者に想定
【ムンバイ】Aditya Birlaグループ傘下のIndo Gulf Corporation Ltd(IGCL)は、オーストラリアのAusmelt Ltdをグジャラート州Dahejにおける銅製錬事業拡張計画の技術パートナーに想定している。
エコノミック・タイムズが5月7日伝えたところによると、IGCLはダヘジの年産15万トンの製錬施設のキャパシティーを7万~10万トン拡張、国際水準に照らした規模の経済性を実現する計画だ。
IGCLはまた銅精鉱(copper concentrate)の供給を拡大する狙いから最低5万トンのキャパシティーを有する銅鉱山の買収を計画している。IGCLは、現在年間35万トンの銅精鉱を輸入しているが、キャプティブ鉱山が手に入れば、銅製錬のコストを大幅に縮小できる。
IGCLは、国内市場が飽和状態にあることもあり、輸出に力を入れている。2001会計年度の輸出収入は310クロー(US$6334万)をマークした。IGCLは極東と中東市場に既にプレゼンスを有するが、これらの市場では年間200万トンの銅カソードが不足している。他の大部分の銅生産者はオーストラリアか南アメリカをベースにしているため、IGCLはこれらの市場に製品を供給する上で有利な立地条件を備えている。例えばチリの業者がこれらの市場にその製品を供給しようとすれば、同社に比べ運賃コストがトン当たり30~40米ドル嵩むと言う。
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