1995-08-24 ArtNo.2878
◆<馬>米系工学会社PAE、サラワク沖合い事業に注目
【クチン】米国企業パシフィック・アーキテクツ・アンド・エンジニアーズ・インク子会社のPAEサービシズSdn Bhdはサラワク州の石油/ガス産業に注目、クチンに新オフィスを開設した。
ランディスW.ヒックス取締役によると、500人のサラワク人を含むマレーシア人850人を雇用するPAEサービシズは、世界各地でオフショア石油/ガス事業を手掛けており、サラワク・シェルBhd、ペトロナス、マレーシアンLNG Sdn Bhdにその技術と経験を提供できる。特に設計及び建設技術は同社の中核資産の1つで、工場建設等にも応用できる。クチン事務所は同社にとってクアラルンプル以外の初の恒久オフィスで、サラワク市場開拓の第1歩を印したものと言える。同社はペトロナスがトレンガヌ州沖に建設するオフショア・プラットフォーム事業に入札しており、またシンガポールに訓練センターを設けている。(STAR:8/23)
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