【バンガロール】マハラシュトラ州DharwadベースのUniversity of Agriculture Sciences (UAS)は遺伝子組み換え綿花(transgenic cotton)の開発に取り組んでおり、商業化も間もなく実現する見通しだ。
エコノミック・タイムズが5月5日伝えたところによると、カルナタカ州政府のT B Jayachandra農業部長は、カルナタカ種子生産者/市場業者協会(KSPMA:Karnataka Seed Producers and Marketeers Association)主催のセミナーの会場で、マスコミに以上の消息を語った。それによると24ヶ月以内に商業販売可能な変種が完成する見通しで、こうした変種の効果は、Mahyco-Monsantoの製品に匹敵する。これらにはDCH-32種及びJayadar種の遺伝子組み換え変種が含まれる。DCH-32はカルナタカ州の北部で栽培されている超長繊維品種で、Jayadarも同じ地域で栽培されている短・中繊維品種だが、DCH-32はオオタバコガの幼虫(bollworm)の被害を受けている。