2002-05-07 ArtNo.28771
◆三星電子、US$600万投じ携帯電話器ビジネス拡張
【ニューデリー】韓国のSamsung Electronics(三星電子)は完全出資子会社Samsung Electronics India Information and Telecommunications Ltd (SEIIT)を通じ、2002年12月までに600万米ドルを投資、テレコム・ハンドセット・ビジンスを拡張する。
インディアン・エクスプレスとビジネス・スタンダードが5月2日報じたところによると、新規投資はマーケッティングとサービス領域に投じられる。テレコム・ハンドセット・ビジネスはSEIITの2001年営業額、1100クロー(US$2.25億)の20%を占めた。SEIITはこの他、モニター、プリンター、記憶媒体のマーケッティングも手掛けている。SEIITのテレコム担当上級マネージャー、Sashin Devsare氏によると、2001年にハンドセット8万台を販売した同社は、2002年には33万台(GSM/CDMA)の販売を目指している。これは年間100万台と見積もられるインド国内ハンドセット市場の30%に相当する。テレコム関連の売上は2002年の予想売上、1350クロー(US$2.76億)の30%を占める見通しだ。
操業開始(2000年)以来、これまでに500万米ドルを投資したSEIITは、今回追加投資する600万米ドルの内、500万米ドルをマーケッティングに、100万米ドルを“Samsung Talkies”と称するモービル・フォーン・プラザを全国の約7カ所に設置する費用に当てる。しかし、製造施設の設置は携帯電話機100万台を販売した後に初めて検討する方針で、今のところインドにおける製造計画は存在しないと言う。
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