2002-05-07 ArtNo.28761
◆IPCL、年産42.5万トン新エチレン製造施設計画
【アーマダバード】インドのポリマー製品市況に復調の兆しが生じる中、Indian Petrochemicals Corporation Ltd(IPCL)は今会計年度中にグジャラート州Barodaにおける年産42万5000トンのナフサ・ベースのエチレン・クラッカー建設プロジェクトに着手する見通しだ。
エコノミック・タイムズが5月4日伝えたところによると、IPCLのChinmaya Bhattacharya取締役(マーケッティング担当)は同紙に以上の消息を語った。それによると、向こう5年間にインド国内のポリマー製品需要は550万トンに達する見通しだが、新たな生産設備は準備されていないため、このままでは200万トンの供給不足が生じることになる。その他の多くの要因も配慮する必要があるが、この点だけから言っても新プロジェクトに着手する機が熟している。今プロジェクトに着手すれば、新キャパシティー増設競争の先頭に立つことができる。同社は環境アセスメントに関わる森林環境省の認可を含む関係当局の承認は既に全て取得済みと言う。
|