1995-08-24 ArtNo.2876
◆<馬>首相、南アとの3領域における協力提案
【サン・シティー】マハティール首相は22日、マレーシアと南アフリカの協力可能な領域として、航空工業、発電事業、自動車部品工業の3業種を提起した。
アジア戦略リーダーシップ研究所(ASLI)、マレーシア貿易振興公社(METDC)、南アフリカ西北省政府が共催した投資フォーラムで講演したマハティール首相によると、世界有数の航空工業技術及び発電技術を備えた南アフリカの企業は、目下軽飛行機及び航空機部品工業の育成を図り、独立電力供給業者(IPP)スキームを推進するマレーシアに進出し、地元企業と合弁を組むことができる。またマレーシアが育成中の自動車部品工業も可能な協力領域の1つで、こうした合弁は、第3国市場においても可能だ。一方、マレーシア投資家の南アフリカにおける可能な進出領域としては、観光、建材、上下水道、通信事業が上げられると言う。(MBT,ST,LZ:8/23)
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