【ムンバイ】地元大手製薬会社Wockhardt Ltdは“リュープリン(leuprolide)”を活性成分とする前立腺癌治療注射薬“Progtase Depot”を発売した。
ビジネス・スタンダードが4月30日報じたところによれば、発売価格は6000ルピー(US$122.6)と、類似の輸入薬品の1万6800ルピー(US$343)を大きく下回る。新薬はインド薬品監督総監(DCGI:Drug Controller General of India)の認可を得、4月29日から全国の指導的専門医を通じて正式に発売された。Habil Khorakiwala会長によると30日投与技術に基づく注射薬の発売は記念碑的イベントと言え、同社の抗癌剤ポートフォリオ拡大の目標も満たしている。Wockhardtは初年度に3~5クロー(61万-102万)の売上を見込んでいると言う。