2002-05-03 ArtNo.28739
◆インターナショナル・オート、韓国企業と提携し建機製造
【ジャムシェドプル】International Auto Ltd (IAL)は韓国のShin Heung Industries(SHI:新興産業)とタイアップし、建設機械スキッドステアローダ(skid steer loader)の組み立て製造に乗り出す。この種の機械がインドで製造されるのは初めてのこと。
インディアン・エクスプレスが5月1日伝えたところによると、スキッドステアローダは材料運搬/道路建設/ケーブルの敷設/清掃/地雷除去等様々な用途に利用でき、建設用機械の中で最も急成長するセグメントになっている。
IALのSK Behera重役(MD)によると、先ず800キロ・キャパシティーのIAL-XL 4500モデルと1200キロ・キャパシティーのIAL-XL 6000モデルがジャールカンド州Jamshedpurの工場で製造される。その後、IAL-XL 8000モデルも製造される。
最初のモデルにはTata Engineering and Locomotive Company Ltd(Telco)製40馬力のエンジンが、第2、第3のモデルには、やはりTELCO製の80馬力と110馬力のターボ・エンジンが、それぞれ搭載され、トランスミッション・ユニットとギア・ボックスはIAL製が用いられる。TELCOはIALブランドのスキッドステアローダの国内における販売とサービスを引き受けた。
目下、SHI製のスキッドステアローダにはHyundai製エンジンが搭載されており、IALはTELCO製4SPエンジンを韓国に送り、SHIの点検に委ねている。IALは3ヶ月乃至4ヶ月後にスキッドステアローダの製造を開始、当面年間200~250台を製造する計画だ。
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