2002-05-03 ArtNo.28737
◆鉄鋼会社、トン当たり500~1千ルピーの値上げ準備
【ムンバイ】インドの鉄鋼メーカーは、5月中にプライム・グレードの鉄鋼製品価格をトン当たり500~1000ルピー引き上げるものと見られる。
ビジネス・スタンダードが5月1日伝えたところによれば、値上げの対象品目には熱間圧延コイル(HRC)、冷間圧延コイル(CRC)、亜鉛鍍金鋼板が含まれる。鉄鋼業界筋によると、値上げの理由には、1)“最近のトン当たりHRC国際価格の200米ドルから240米ドルへの値上がり”、2)“雨期前の需要増加”、3)“3月に発表された関税優待パスブック(DEPB:Duty Entitlement Passbook)スキーム・クレジット・レートの最大22.5%の引き下げ”が挙げられる。第1ラウンドの値上げは依然として維持されており、第2ラウンドの値上げは5月の第1週に行われる見通しだが、例年の雨期前の需要拡大により同値上げも維持される見通しと言う。
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