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2002-05-03 ArtNo.28731
◆HPL、IOCとの合弁契約を作成:HPL会長
【コルカタ】Haldia Petrochemicals Limited (HPL)の資本再編を主要な内容とするHPLとIndian Oil Corporation (IOC)の合弁契約が目下作成されている。
エコノミック・タイムズが5月1日報じたところによると、HPLのTarun Das会長は4月30日に催された取締役会の会議後記者会見し、以上の消息を語った。それによると、3つか4つのオプションが準備される。しかし「HPLの既存プロモーター、Purnendu Chatterjee氏は、IOCの要求に従い51%の持分を縮小することを認めたのか」との記者の質問に、Das会長は直接回答することを避け、「ある種の解決策が間もなく合意されるだろう」と語った。同氏によると、IOCとHPLの次の会議は7日以内に開かれる。Chatterjee氏は、プロジェクトに参加し、引き続きHPLの価値増殖に貢献すると言う。
この日の会議でHPLのプロモーターは、予想されるIOCの戦略的出資と経営権掌握に伴い退任することになったRichard Saldanha重役(MD)の貢献に感謝の意を表明した。Saldanha氏の退任後、MDの職務は、Swapan Bhowmick社長(ポリマー事業担当)に率いられる4人のメンバーから成る常務委員会(executive committee)が引き継ぐ。
HPLのEBIT(earnings before depreciation, interest and tax:金利/税金/減価償却費などを差し引く前の利益=現金利益)は依然ポジティブで、2002年の売上は高水準に達した。 金利負担軽減を目指し、HPL取締役会が準備中の再編パッケージに対し、債権金融機関は前向きな姿勢を示している。
ちなみにIOCは26%の出資と引き替えに経営管理権の引渡を要求するとともに、他のプロモーターの持分を26%未満に引き下げるよう求めている。
エコノミック・タイムズの4月30日の報道によれば、GAS Authority of India (GAIL)はIOCと手を携えてHPLに出資する方針を決めた。IOCとGAILは合計700クロー(US$1.43億)をHPLに注入し、財政難に陥ったHPLの経営管理権を掌握する見通しだ。GAILのProshanto Banerjee会長兼MDは、IOCのMS Ramachandran会長とHPLに共同出資する問題を話し合ったことを同紙に確認した。
他の国営石油・ガス会社Oil and Natural Gas Corporation(ONGC)もIOC-GAILチームに加わる可能性が有り、ONGCは目下輸出している余剰ナフサを同コンソーシアムを通じてHPLに売り込むことを目指しているようだ。IOCのHaldia RefineryはHPLのナフサ需要の35%を満たしているに過ぎず、ONGCは同ギャップを埋める役割を担うものと見られる。仮にIOC-GAIL-ONGCのコンソーシアムが成立するなら、3社は合計900クロー(US$1.839億)をHPLに注入する見通しだ。
資本金1260クローのHPLには、当初、西ベンガル州政府とChatterjee Group及びタタ・グループが、43:43:14の比率で出資していたが、消息筋によれば、IOC-ONGC-GAILコンソーシアムはHPLの50%のシェア取得を目指しており、西ベンガル州政府の持分を全て買い取ることになる可能性があると言う。
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