1995-08-24 ArtNo.2872
◆<星>国家科学技術局、アップルの研究開発に新補助提供
【シンガポール】国家科学技術局(NSTB)は企業研究奨励計画(RISC)の下、アップル・デザイン・センターのハードウェアー・デザイン、システム・ソフトウェアー、ユーザー・インターフェース・テクノロジー関連の研究活動に新たな補助金を提供する。
アップル・コンピューターが22日に催されたNSTBとの共同記者会見の席上明かにしたところによれば、同社はNSTBとの新規協力計画を推進するためアップル・デザイン・センター傘下にアップル・テクノロジー・シンガポールを新設、マルチメディアPC(パーソナル・コンピューター)の開発及びアジア化等の研究開発(R&D)活動に今後4年間に4000万Sドル以上を投じる。これに伴い97年までにR&D人員も100人以上に増員される。当地におけるR&D活動には既に4000万Sドルが投じられており、これに新規投資を加えると同社のシンガポールにおける累積投資額は2億7500万Sドルに達する。アップル・デザイン・センターが昨年10月に発表したマッキントッシュLC630は10億米ドル以上の売上を同社にもたらしたが、同センターは最近新たにパフォーマ5200を市場に投入している。(ST,BT,LZ:8/23)
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