2002-04-30 ArtNo.28716
◆特別市地方裁判所、リライアンス幹部3人に再逮捕令
【ニューデリー】特別市地方裁判所長官(Chief metropolitan magistrate)は4月29日、国家機密法(Official Secrets Act)違反容疑で、Reliance GroupのAN Sethuraman副社長とShaker Adawal法人業務担当経理部長(corporate affairs general-manager)に対する再拘留令を発した。
インディアン・エクスプレスとビジネス・スタンダードが4月30日報じたところによると、両氏の拘留期限は5月13日までだが、Reliance社のBR Handa弁護士は直ちに裁判所(sessions court)に両氏の保釈を申請した。同案件は5月1日にRK Gauba副地裁判事(additional district and sessions judge)により審理される。
Sangita Dhingra Sehgal特別市地方裁判所長官はまた、デリーの会社事務所から機密書類を持ち出した問題に連座した廉で、裁判所に出頭を命じられたにも関わらず出廷しなかったReliance社のV Balasubramaniamグループ社長に対し保釈無効の逮捕令状を発した。拘留期限はやはり5月13日まで。
特別市地方裁判所長官はBalasubramaniam氏の健康上の理由を掲げた出廷免除申請には、医療証明が添付されていなかったとして同申請を棄却した。しかしHanda弁護士によると、医療証明はこの日午後提出されたため、免除申請も30日に審理される。また保釈無効の取消も申請しており、この点も30日に同時に審査されると言う。
中央捜査局(CBI:Central Bureau of Investigation)は、Balasubramaniam/Sethuraman/Adawal3氏が刑犯罪に関わる共同謀議を行いセクション120-Bに違反したとして4月5日に3氏を起訴した。裁判所はこれを受けて3氏に出廷を命じていた。
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