2002-04-29 ArtNo.28706
◆緩衝器のムンジャル・ショーワ、グルガオンに新工場計画
【ムンバイ】ショーワが26%出資する二輪/四輪車用緩衝器製造会社Munjal Showa Ltd(MSL)は、ハリヤナ州GurgaonのManesarに25クロー(US$511万)前後を投じて新工場を設けることを計画している。
インディアン・エクスプレスとエコノミック・タイムズが4月26日報じたところによれば、MSLはボンベイ証取(BSE)に対する報告書の中で以上の消息を明らかにした。それによると、MSLは今年、年産能力を140万ユニットから180万ユニットに拡張する。同拡張は新工場の建設を通じて実現される予定だが、関係当局の承認を得る必要がある。MSLのYogesh Munjal氏によると、仮に当局の認可が得られないなら、既存工場を拡張するが、その際のコストは10クロー(US$204万)前後と見積もられる。拡張コストは大部分、内部資金で賄われる。
MSLは主にHero Honda Motors Ltd(HHML)にその製品を納入しているが、同社の顧客名簿にはこの他、Honda Motorcycle and Scooter India、Maruti Udyog、Honda Siel Cars Indiaが名を連ねている。またスズキからも二輪車用緩衝装置の引き合いを受けており、Honda Sielからは既に四輪車新モデル用緩衝装置の注文を得ている。
MSLはこれまで年率20%の成長を遂げており、2001-02年にも同様の成長を維持できたものと見られる。2002年3月期の純売上は前年比28%増の316~320クロー(US$6457万-6539万)、税引き利益は18-20クロー(US$368万-409万)と見積もられると言う。
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