【ムンバイ】国営Steel Authority of India (SAIL)は、顧客ベースと市場シェアを拡大する狙いから全国の公認ディーラー網に再編を加えた。
エコノミック・タイムズが4月26日、SAILのステートメントを引用し報じたところによると、その製品がより多くの顧客の手に届くようにするのが再編の狙い。ディーラーらは、これによりSAIL製品の専門的取り扱い店として顧客にサーブでき、SAILは在庫レベルと、在庫コストを削減できる。新スキームの下、全国の公認ディーラーの数も現在の60社から数倍に拡大される。より強力な生産/出荷システムが構築され、製品納入の保証がなされる。遠隔地のより小規模なバイヤーにも照準が合わされるが、こうしたバイヤーは売上の大きな部分を占める潜在性を備えている。ネットワークは農村地区にも拡大され、18の農村地区に22のディーラーが配置される。農村部における鋼材利用を促すプロモーションも実施されると言う。