2002-04-29 ArtNo.28701
◆G州ペトロネット、シェル・ハジラとガス輸送契約覚書に調印
【アーマダバード】グジャラート州内のガス輸送業務を手掛けるGujarat State Petronet Ltd(GSPL)はShell Hazira Gas Pvt Ltd(SHGPL)と総合的なガス輸送契約趣意書(MOI: memorandum of intent)に調印した。
ビジネス・スタンダードが4月26日報じたところによると、MOIはSHGPLが、その経営するHazira LNGターミナルからSGPLが目下建設中のガス・パイプライン網を通じて、州内の様々な地域の顧客にガスを供給するための主要なステップで、首尾良く契約が調印されればGSPLは年間100クロー(US$2043万)の収入を得られる。GSPLのD J Pandian重役(MD)によると、既にHazira/Mora間の14キロとAmboli/Dahej間の45キロを含む全長60キロのガス・パイプラインが稼働しており、別にBhadbhut/Paguthan間の30キロ、Mora/Utran間の25キロ、Suvali/Mora間の7キロを含む62キロが間もなく稼働する。この他、Paguthan/Vadodara間及びVadodara/Ahmedabad/Kalol間を含む合計200キロのパイプラインが向こう12~18ヶ月間に使用可能になる。
GSPLは既にEssar、Gujarat State Energy Corporation、Gujarat Alkalies and Chemicals、Gujarat Electricity Board、Gujarat Power and Energy Corp、Gujarat Narmada Fertilizers Company Ltdと関係契約に調印、Indian Petrochemicals Ltd、Narmada Chemataur Petrochemicals、Videocon Narmada、Kribhco、Gujarat Industrial Power Corporation Company Ltd、Gujarat State Fertilizers Corporation等と契約交渉を進めている。
GSPLは2004-05年までに第1期プロジェクトに1167クロー(US$2.38億)を投資する計画で、これまでに277クロー(US$5660万)を実際に投資した。Gujarat State Petroleum Corporationや他の州政府系企業が135クロー(US$2758万)をGSPLに出資している。GSPLは起債、ターム・ローン等を通じて資金を調達するとともに、同社に出資する戦略投資家を物色していると言う。
|