2002-04-26 ArtNo.28687
◆トヨタ、インド化学技術研究所と自動車用化学品を共同開発
【ハイデラバード】トヨタ自動車の研究開発(R&D)部門は、自動車用光合成装置(light harvesting devices)に用いる化学物質を開発するため、インド化学技術研究所(IICT:Indian Institute of Chemical Technology)と提携した。
インディアン・エクスプレスが4月20日、IICTのKV Raghavan理事の言として報じたところによれば、トヨタとIICTは向こう3年間にハイブリード・ケミカル(high breed chemicals)を共同開発する。この種の化学物質はエアコンや照明、その他の自動車内部や外部の装置に応用され、これらの装置の動力源をガソリンからソーラ・パワーに転換することが目指される。トヨタはこの種のハイエンド化学品を将来、同社製車両新モデルに採用するすることを計画している。
アンドラプラデシュ州Hyderabad近郊に位置するICICI Knowledge Parkの4000平方フィートの敷地に“Avishkar”と称する研究施設が既に設けられており、当初3クロー(US$61万)を投じて研究活動が進められる。両パートナーは開発された製品の特許権をシェアし、協力して国際マーケッティングを行う。IICTは研究活動や関係活動のコストを負担、トヨタは最新の研究機器や材料を提供すると言う。
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