2002-04-26 ArtNo.28685
◆AP州を日星印化学/石化/製薬産業トライアングルのハブに
【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州政府は、同州をハブとし、日本/シンガポール/インドをリンクした化学/石油化学/製薬産業ゴールデン・トライアングルを構築する計画だ。
インディアン・エクスプレスが4月20日伝えたところによれば、インド商工会議所連盟(FICCI:Federation of Indian Chambers of Commerce and Industry)とアンドラプラデシュ州政府が先週共催した化学/石油化学/製薬産業に関する会議の開幕式の席上、N Chandrababu Naidu首席大臣は以上の構想を発表した。それによると、州政府は目下、インド化学技術研究所(IICT:Indian Institute of Chemical Technology)と、同構想に関す研究を進めている。構想はまだコンセプトの段階にあるが、化学ハブは豊富なペトロ・カーボンの埋蔵が確認されているKakinadaとVishakhapatnamの中間に設けられる。
首席大臣は「アンドラプラデシュ州をケミカル・ワールドへの理想的ゲートウェーと評価したFICCIは、投資誘致の面でも積極的役割を演じるべきである」とし、2004年に予定されているインド国際化学会議(India Chem international conference)をアンドラプラデシュ州で催すよう求めた。
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