2002-04-22 ArtNo.28683
◆Nalco、アルミ精錬能力の拡張完了、IAPLと合併
【ブーバネスワル/ニューデリー】国営アルミ会社National Aluminium Company Ltd (Nalco)は、総コスト1544クロー(US$3.15億)のアルミ精錬施設の拡張工事を完成させた。
インディアン・エクスプレスが4月19日報じたところによると、Nalcoは18日、Ram Vilas Paswan石炭・鉱業相やオリッサ州のNaveen Patnaik首席大臣の立ち会いの下、拡張工事の落成式を催した。同工事は二期に分けて進められ、Nalcoの年間アルミニウム精錬能力は当初の80万トンから2000年6月までに105万トンに、そして今日の157万5000トンに拡大された。
ちなみにNalcoのボーキサイト鉱山キャパシティーは、120.59クロー(US$2464万)を投じて1999年12月までに、それまでの2倍の480万トンに拡張されている、
他方、インド政府は、National Aluminium Company (Nalco)とInternational Aluminium Products Ltd(IAPL)が合併し、単一の組織になることを認めた。
エコノミック・タイムズが4月19日伝えたところによると、会社事務局(DCA:Department of Company Affairs)はそのステートメントの中で、会社法第396条の条文に基づき両社取締役会の決定を受け入れ、両社の合併を認めたとしている。IAPLの資産と債務はNALCOに合併され、NALCOは両社統合後の単一の組織になる。
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