2002-04-22 ArtNo.28681
◆乳酪製品のDabon、国際卸売ビジネス進出目指す
【ニューデリー】Dabur Indiaとフランス企業Bongrain Internationalが合弁で設立した乳酪製品会社Dabon International Ltd(DIL)は、国際卸売ビジネスに進出する。
ビジネス・スタンダードが4月19日報じたところによると、DILは外国投資促進局(FIPB:Foreign Investment Promotion Board)にコールド・チェーンとロジスティクス支援施設を設け、フランスのパートナーから調達した製品の卸売ビジネスを手掛ける許可を申請した。DILは先ず少数の製品で市場の反応を調査するとともに、ネパールやその他の南アジア地域協力連合(SAARC)諸国に製品を輸出することも計画している。
DILは2001年3月期に累積17クロー(US$347万)の損失を計上する中で、“Le Bon”チーズや他の乳酪製品を製造する当初の計画を暫時見合わせ、卸売ビジネスに進出する方針を決めた。同社の損失額はは既に13.5クロー(US$276万)の投資額の1.5倍に達しており、同社はFIPBへの申請書の中で、先ず国際卸売ビジネスを手掛け、その後コールド・チェーンやロジスティクス支援施設の構築を図るとしている。
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