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2002-04-22 ArtNo.28678
◆Shantha Bio、独自開発した抗癌ワクチン発売
【ハイデラバード】Shantha Biotechnics Ltd(SBL)は18日、独自開発した遺伝子組み換え抗癌ワクチン“Shanferon”を発売、単品依存会社のイメージを払拭した。
エコノミック・タイムズが4月19日報じたところによると、SBLは米国市場に上場するに先立って製品ポートフォリオの積極的拡大を図っている。SBLのVaraprasad Reddy重役(MD)によると、同社はB型肝炎ワクチンに続き独自開発したヒューマン・インターフェロン・アルファーを、他社に先駆けこのほど発売した。世界のインターフェロン市場は15億米ドルにのぼるが、当面70クロー(US$1430万)の規模を有する国内市場の開拓に照準を合わせる。
インターフェロンの創始者、米国のSchering-Ploughは、子会社Fulford Indiaを通じてその製品をインドに供給しているが、高額な輸入価格に阻まれ、癌患者10人に2人がインターフェロンを用いているに過ぎない。SBLはr-DNA技術を用い酵母の遺伝子組み換えを通じて生産したヒューマン・インターフェロン・アルファーを既存製品の市価を30~40%下回る価格で提供するため、より多くの患者がインターフェロンを用いることができるようになる。同社の製品は国際的に用いられているE.coliから製造したインターフェロンと同等の各種の機能を発揮する。SBLは年間ほぼ100万服のインターフェロンを国内市場に供給できる。
SBLは目下のところはB型肝炎ワクチンとインターフェロンの2製品のみを手掛けているが、ヒューマン・インシュリン、ストレプトキナーゼ(streptokinase)、腸チフス、結核、コンビネーション・ワクチン等、他の製品に関する研究も進めており、米国証券市場に上場するまでに、さらに複数の製品を市場に投入する計画だ。
SBLは昨年SBI CapsとMorgan Stanleyを通じ、100万株を1株500ルピーで私募にかけ、50クロー(US$1022万)を調達した。
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