SEAnews 2002-04-18 ArtNo.28642

【ニューデリー】今年3月の乗用車販売台数は6万5147台と、昨年同月の6万2886台を3.6％上回り、6ヶ月連続のプラス成長をマークしたが、2001－02年通年の販売台数は、前年の56万7000台とほぼ同レベル(+0.48%)の57万台にとどまった。
エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルドが4月16日伝えたところによると、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)は月曜以上の統計数字を発表した。
それによると、Telco、Fiat、Honda Siel、General Motors等の好調な販売成績に関わらず、3月の成長率は低調な数字に終わった。Telcoの3月の乗用車販売台数は、8769台と、昨年同月の5284台を66％上回り、前月の6524台に比べても顕著な増加を見た。Fiatは昨年同月の630台から4003台に535％ジャンプ、また前月の3060台も大きく上回った。ＧＭの3月の販売台数は昨年同月の1044台から1360台に30.2％増加した。
しかし、複数のボリューム・プレーヤーは、1年を通じて市況がピークに達する3月に横這い、もしくはマイナス成長を記録した。マーケット・リーダー、Maruti Udyog Ltd(MUL)の3月の販売台数は3万4727台と、前年同月の3万7265台を6.8％下回った。Hyundaiのそれは9513台と、昨年同月の9509台とほぼ同レベルで、前月の8652台を僅かに上回ったにとどまった。Fordの販売台数も昨年同月の2655台を下回る2501台に後退した。