2002-04-15 ArtNo.28615
◆州政府、クロム鉱床地区のオリッサ鉱山会社への移転加速
【ブーバネスワル】オリッサ州政府はクロム鉱床が存在するSukinda渓谷の436.295haの土地を州政府所有のOrissa Mining Corporation (OMC)に移転する手続きを加速している。
インディアン・エクスプレスが4月10日報じたところによると、オリッサ州政府のAU Singhdeo鉱業/鉄鋼部長は同紙に以上の消息を語った。それによると、1990年にTata Iron & Steel Company Ltdが当時所有していたクロム鉱床地区855haを回収したオリッサ州政府は、最高裁の指示の下、Sharma委員会の報告に基づきTiscoから回収した土地の内419.181haをJindal Strips/Ispat Alloys/Facor/IMFA/ICCLに賃貸した。
州政府は、さらに2001年8月27日残りの地区をOMCに移管する方針を決めたが、法的問題から移管作業が停頓した。しかし州政府は法的措置を通じて問題を取り除き、移管を加速する方針を決めた。
州政府は、中央政府に1957年鉱山鉱物[開発監督]法第17条A2項(Mines and Minerals [Development & Regulation] Act 1957 section 17 A[2])の条文に基づき当該地をOMCのために保留することを認めるよう求めた。しかしその後発せられた中央政府の内閣覚書は、オリッサ州高裁が2002年3月18日に発した暫定命令により執行が停止されたと言う。
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