【ニューデリー】昨年の外国直接投資(FDI)承認件数は1982件、総額59億7000万米ドルに達した。
エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルドが4月11日、商工省産業政策振興局(DIPP:Department of Industrial Policy and Promotion)の統計を引用し伝えたところによると、FDI認可額の国地域別順位はモーリシャスが全体の56.78を占めトップ、以下米国11.28%、日本7.38%、フランス4.37%、ドイツ3.74%と続く。また認可プロジェクト件数の順位は英国/米国/オランダ/モーリシャス/日本の順。
業種別認可額の順位は、テレコムが全体の32.82%を占め最大。以下電気機器(コンピューター・ソフトウェアを含む)14.56%、運輸機器8.88%、サービス(金融/非金融部門)6.07%、セメント/石膏製品4.59%と続く(同比率の算出基準にされたFDI総額はUS$28億のみ)。業種別認可件数の順位は、テレコム/燃料(発電/石油精製等)/電気機器(ソフトウェアを含む)/サービス(金融/非金融)/冶金の順。
1991年以来の累積承認額は742億9000万米ドル。これに対して同期間の実際の流入額は279億8000万米ドルにとどまり、実現率は約40%だった。