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2002-04-09 ArtNo.28588
◆Sanghi、AP州に年産360万トン新セメント工場計画
【ハイデラバード】Sanghiグループ傘下のSanghi Cements Limited (SCL)は、約1300クロー(US$2,67億)を投じてアンドラプラデシュ州に年産360万トンのセメント製造施設を設ける計画だ。
インディアン・エクスプレスが4月5日伝えたところによると、新工場は石炭と石灰岩が豊富に産するGuntur県Gottimukala村に米国企業Fullerの技術支援下に設けられる。SCLは最近グジャラート州BarodaのKutchにやはりFullerの支援下に設けた年産360万トンのセメント工場を稼働させたばかり。
SCLのSudhir Sanghi副会長兼取締役によると、プロジェクトの自己資本ベースは450クロー(US$9229万)で、Fullerが25%出資する他、アンドラプラデシュ州政府が土地提供の代償として11%のシェアを占める。FullerはKutchプラントには15%出資している。残る750クロー(US$1.54億)の資金は借入で賄う。アンドラプラデシュ州の新プラントで生産されるセメントと特殊セメントは近隣諸国へ輸出することも計画されている。800エーカーの用地における工事は既に開始されている。
また別途350~400クロー(US$7178万-8203万)を投じて同じ場所に200MW(メガワット)のキャプティブ発電所を設ける。内50MWはそれ自身で消費、残りの電力は州政府もしくは、他のパーティーに供給する。必要が有れば石炭を輸入する許可も取得している。
投資額1200クロー(US$2.46億)のKutch工場は1994年に計画されたが、環境問題等の訴訟事件で完成までに7年を要した。同プラントは世界的にも最も低コストなセメント製造施設で、向こう2ヶ月間にフル稼働する。既にスペイン、ギリシャ、バングラデッシュ、スリランカ等から輸出注文を受けていると言う。
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