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2002-04-09 ArtNo.28585
◆Bal pharma、新コレステロール抑制薬発売
【バンガロール】カルナタカ州Bangalore拠点Bal PharmaのServetus部門は、このほど新コレステロール抑制剤“Simvofix”を発売、1年内に大ヒットするものと期待している。
インディアン・エクスプレスが4月6日、Bal PharmaのVR Kannan副社長の言を引用し、報じたところによると、3月に南部4州で発売された同薬品の売上は当初1ヶ月だけで200万ルピー(US$4.1万)に達し、4月の売上は350万ルピー(US$7.2万)を超える見通しだ。Bal Pharmaは追って西部地区における販売も開始する予定で今年12月末までに3クロー(US$61.5万)、2003年3月末には4クロー(US$82万)の売上を見込んでいる。Bal PharmaはSimvofixの発売を通じ、これまで高額所得層のみに用いられて来たスタチン(statin)の価格を約100ルピー(US$2.05)に維持、大衆市場の開拓を目指す計画だ。Servetus部門の第2年目の営業額はSimvofixの寄与により12～15クロー(US$246万-308万)に達するものと見られる。
Bal PharmaはBoraje oilをインドの店頭薬市場に投入することも計画している。米国においてハーバルから抽出されたBoraje oilは、若年性関節炎(juvenile arthritis)や糖尿病性神経障害(diabetic neuropathy)の治療に効果があり、同薬品をインドに紹介するのは同社が最初になる。
南部と西部市場にプレゼンスを築いたBal Pharmaのメイン部門は、目下、パンジャブ、ハリヤナ、チャッティースガル、オリッサ、ジャム＆カシミール等の北部諸州の開拓に本腰を入れている。
Servetus部門もラジャスタン／グジャラート／マドヤプラデシュにマーケッティング面のプレゼンスの構築を図る計画だ。
Bal Pharmaは糖尿病科(diabetology)／婦人科(gynaecology)領域における啓蒙活動も計画している。同社は今年の売上が40％増加するものと予想している。
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