【バンガロール】米国拠点のデータ記憶装置メジャー、Brocade Communications Systemsは、Software Technology Park of India (STPI)と提携し、センター・オブ・エクサレンス(COE)を設置、カルナタカ州BangaloreのSTPI工業団地におけるSAN(storage area networks)関連の開発活動に支援を提供する。
インディアン・エクスプレスとデカン・ヘラルドが4月4日報じたところによると、両社が3日取り交わした覚書の下、ブロケードは10万米ドル以上のハードウェアを装備したSANラブを設置、STPIの12人のエンジニアにSAN関連の技術訓練を施す。STPIは目下、SANサービスやブロケード・ソリューション関連のコンサルタント・サービスを提供する計画を立案している。STPIバンガロールの500余のテナントの内、既に60社近くがブロケードのソリューション導入に関心を表明している。同プロジェクトは当面バンガロールの工業団地内でパイロット・ベースで実施され、その後全国のSTPI団地に拡大される見通しだ。
ブロケードのAPAC James Lalonde副社長によると、同社は年内にインドにオフィスを開設、SAN関連の訓練や教育業務に投資することを検討している。インドにおける既存顧客にはBharti Telenet、ICICI、Huawei Technologiesが含まれると言う。