2002-04-09 ArtNo.28581
◆FICCI/EDB、インディア・センター販促覚書交換
【シンガポール】インド商工会議所連盟(FICCI:Federation of Indian Chambers of Commerce and Industry)とシンガポール経済開発局(EDB:Singapore Economic Development Board)は8日、シンガポールのNorth Buona Vista Roadに面したJTC Corporationのテクノロジー・パーク内に設けられたIndia Centreにインド・テクノロジー企業を誘致する協力覚書に調印した。
シンガポールのストレート・タイムズ/聯合早報/インドのインディアン・エクスプレスが4月9日伝えたところによると、FICCIはインドのテクノロジー・スタートアップ企業や成熟した企業がシンガポールに拠点を設け、そのビジネスをグローバル化するのを支援する。FICCIのRajendra S. Lodha会頭によると、同連盟はインド企業がシンガポールに拠点を設け、シンガポールのベンチャー・キャピタル・ファンドや株式市場を利用して資金を調達、またシンガポールの戦略的立地条件を利用して国際ビジネス・リンクを構築するのを促進する。
FICCIのAmit Mitra書記長によると、インド企業700社を誘致するのが目標だが、既にテクノロジー・スタートアップ6社がインディア・センターに拠点を設けており、この他に12社が進出を準備、別に10社余りが関心を表明している。
EDBのTeo Ming Kian会長によると、昨年10月にインディア・センターPhase Z.Roが完成した。シンガポールに進出したインド企業は5年前には50社に満たなかったが、今では300社に増加している。これれの企業には、Tata Consultancy Services、Wipro、Satyam Computer Services、National Institute of Information Technology(NIIT)が含まれると言う。
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