2002-04-08 ArtNo.28569
◆Telco、Hyundaiを追い越しインド第2の乗用車メーカーに
【ムンバイ】Tata Engineering and Locomotive Company Ltd(Telco)の昨年(2001-02)通年の乗用車販売台数は多目的車や輸出売上を含め9万3474台と、前年比46%増加、Hyundai Motor India Ltd(HMIL)の9万3424台を追い越し、インド第2の乗用車メーカーに浮上した。マーケット・リーダー、Maruti Udyog Ltd(MUL)の昨年通年の販売台数は34万台だった。
インディアン・エクスプレスとビジネス・スタンダードが4月5日報じたところによると、Telcoの通年の販売台数9万3474台の内、小型乗用車Indicaが前年比46%増の6万4035台と、採算ラインの6万台を突破した。残りは多目的車のSumoとEstateが占めた。
3月のIndicaの国内販売台数は前年同月比67%増の8769台と、Bセグメント・モデルとしては過去最高の販売台数を達成した。
HMILの昨年の販売台数は目標を1万台ほど下回った。HMILはBセグメントのSantro、CセグメントのAccent、DセグメントのSonataの合計3モデル、16変形バージョンを販売している。
TelcoのRajiv Dube副社長によると、今年後半にはSedanを発売、相前後してEstateバージョンを売り出す。このため4月には月間製造能力7500台のPune工場の稼働率を落とし、生産スケジュールに調整を加える。しかし4月第3週には完全操業に復帰、5月には月間を通じてフル操業を実現する。このため通年の操業率やIndicaの販売には影響を及ぼさないと言う。
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