2002-04-08 ArtNo.28568
◆政府、Hindustan Copperの持分売却入札募集
【ムンバイ】インド政府はHindustan Copper Ltd(HCL)の98.95%の持分全てを戦略的投資家に売却する方針を決め、5日、主要紙に入札募集広告を掲載した。
エコノミック・タイムズ電子版が4月5日伝えたところによると、HCLの2001年3月期年商は95億ルピー(US$1.9447億)を記録した。AFFergusson & Coが政府持分売却のアドバイザーを務める。政府は入札募集広告の中で国内銅市場の再編パッケージを準備しているとしているが、詳細には触れていない。
HCLの政府持分売却は、インド政府の民営化計画の一環で、昨年政府は国際電話会社Videsh Sanchar Nigam Ltd/コンピュータ保守・ハードウェア会社CMC Ltd/亜鉛精錬会社Hindustan Zincを初めとする政府系企業の一連の戦略的売却を行った。今年は、Bharat Petroleum/Hindustan Petroleum/Indian Petrochemicals/Shipping Corporation of India/Maruti Udyog Ltd/National Aluminium Company等の持分売却が予定されている。
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