2002-04-08 ArtNo.28567
◆Tata Ryerson、生産能力を向こう数年毎年倍増
【ジャムシェドプル】Tata Iron and Steel Company Ltd (Tisco)と米国Ryerson Tull Inc.の50:50の合弁会社Tata Ryerson Ltd (TRL)は向こう2、3年間に約50クロー(US$1025万)を投じ、今後毎年その生産量/営業額/純益を2倍に拡大する計画だ。
インディアン・エクスプレスが4月4日伝えたところによると、TRLが増設した精密CRスリッタライン(precision CR slitting line)及び細幅精密CTLライン(narrow precision cut-to-length line)の稼働式後、TRLのSandipan Chakraborty重役(MD)は以上の消息を語った。それによると、TRLは近くマハラシュトラ州Pune工場に冷間圧延(CR)鋼処理施設を増設、またタミールナド州Chennaiとウッタルプラデシュ州Ghaziabadに新たにCR製品用小工場を建設する。TRLは現在ジャールカンド州JamshedpurとPuneにCR及び熱間圧延(HR)製品処理施設を有する。
TRLはあらゆるHR/CR製品を処理することができ、自動車アプリケーション部門等の複雑でハイエンドなニーズに応じることができる。TRLは現在Tiscoの月間10万トンのCR製品の内約3万トンを引き取り、顧客のニーズに応じてこれを加工処理している。
|